東京母親大会が16日(土)に町田市民ホールで開催されました。
江東民商からは婦人部・事務局員含めて4人の参加でした。
今回のメインテーマは
「9条のある国に軍備はいらない―響かせよう戦争反対の声を、実現しようジェンダー平等の社会を」。
午前中は9分科会が開催されました
など魅力溢れるテーマが盛りだくさんでした。この中から江東民商としては「沖縄を再び戦場にさせない」を選びました。
石垣島の若者たちが始めた住民投票運動をテーマにしたドキュメンタリー映画「若きハルサーたちの唄」を鑑賞。
石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票を実施するために島に住む若者たちが奮闘する姿を追ったドキュメンタリー映画。
住民投票をする際に必要な署名数は有権者の4分の1が必要とハードルが高い。だがめげずに若者たちの奮闘によって1か月で必要な署名数を獲得。
しかし、住民投票条例案の否決される。裁判にもちこめたものの却下・棄却される
その後、石垣氏は自治基本条例の住民投票項目を改悪する。
「自治とは」「民主主義とは」何かを再認識でき、素晴らしい映画でした。
午後の全体会では、西東京朝鮮第二幼初中級学校に通う生徒さんたちによる民族舞踊を鑑賞。息の合った圧巻のパフォーマンスで会場からは拍手で包まれました。
記念講演では、高千穂大学経営学部教授の五野井郁夫さんによる「憲法・民主主義・くらし」をテーマに話されました。
「憲法・民主主義・くらし」では、
・9条がどのようにして作られてきたか
・日米安保の現在
・日本における米軍基地の意義
・今の日本が戦争をしても意味がない理由
などなど拝聴していて非常に面白い内容でした。
講義の中で五ノ井さんが話されていた、『とある調査によると「国のために戦う」という問いで「はい」と回答したのが、日本は13%でアンケートを実施した国の中で最も低い結果』だったということでした。
政府が軍備増強などを積極的に実行しつつありますが、国民の大多数が「戦争をしたくない」ということではないでしょうか。
私たちが行っている反戦運動もこういった形で結果に繋がっていると知れたので、今後の活躍への励みにもなりました。