12月5日(木)19時より、総合区民センター第1会議室にて、江東民商も加盟する消費税廃止江東各界連絡会の学習会を開催しました。
講師に消費税なくす全国の会常任世話人の木口力氏をお招きし、全19名の参加となりました。
木口氏の公演は「憲法と税金・消費税」がテーマとなり、初めに日本国憲法の素晴らしさや、憲法は「応能負担」の原則や「生活費非課税」を政治に要請していることを確認しました。
その後、消費税の正体について講義し、憲法は応能負担を要請しているが、消費是は所得の低い人ほど負担が重く憲法違反の税金であることを学びました。
また、社会保険のためと言って導入されましたが、実際には大企業・富裕層への減税の穴埋めに使われてきたことや、先の総選挙結果を見ると、消費税減税を求める政党が多数派となったことも学びました。
講演後の質疑・応答では「国会で103万円の壁問題が大きく取り上げられているが、消費税を減税した方が多くの人に恩恵が行き渡るのでは無いか」という質問が出され、木口氏は「おっしゃる通り。基礎控除が引き上げられるのは良いことだが、物価高への支援策としては消費税減税が最も効果的です」と答えました。
最後に、江東民商の赤羽目事務局長より、「本日の学習を広げ、世論を盛り上げ、野党を動かせば消費税減税が実施可能な情勢です。ぜひ、宣伝はじめ署名などにも大いに取り組みましょう」と閉会あいさつをして、散会となりました。