9月24日(火)19時より、総合区民センター第4会議室にて、江東民商共済会主催のマイナ保険証学習会を開催しました。
24名が民商の会内外から参加し、注目度の高さが伺えました。
講師に東京社会保障推進協議会の大嶋祐介事務局次長を招き、初心者でも分かり易い学習をお願いしました。
冒頭、江東民商共済会の永島理事長が「最近、医療機関に行くと”マイナ保険証はお持ちですか?”と聞かれることが増えました。マイナンバーカードに反対の立場を取っていますが、今後どのようにすれば良いか不安な方も多いと思います。今日の学習会でしっかりと対応を学びましょう」と開会あいさつをしました。
講義では、『マイナ保険証とはそもそも何か、どんなことが出来るのか』、『紙の保険証が無くなったら今後どうやって受診すれば良いのか』、『マイナ保険証の危険性』、『政府がマイナンバーを推進する狙いは何か』といったことについてしっかりと学びました。
質疑・応答では「資格確認証は送られて来るのか、申請が必要なのか」、「今後、紙の保険証を残すためにどんな運動が必要か」といった質問が出されました。
大嶋事務局次長は、「資格確認証は基本的には発送される予定だが、私たちの調査では自治体ごとに対応が代わり、注意が必要」、「やはり選挙で政治を変えること、反対の声を粘り強く上げ続け、署名などで意意思表示をすることが大事」と答えました。
また、参加者から「マイナ保険証だけでなく、マイナンバーは国民監視を強めるもので、許してはいけない」、「医療機関にお金をバラマキ、マイナ保険証の利用を促進するやり方は許せない」など怒りの声も次々に上がりました。
最後は、共済会の小林理事が「国民の知らないところで、どんどん監視社会が作られていくようで恐怖を感じます。こうした動きに反対するためにも、学習を力に運動を強めていきましょう」と閉会挨拶を行い、散会となりました。