11月13日(月)、19時より江東民商事務所にて要求運動部主催の第1回自主申告学習会を開催しました。
参加は全13人となり、その内白色申告者と青色申告者が半分ずつという内訳になりました。
冒頭、部員の桧山理事より「税務相談停止命令制度が創設されて、ますます自主申告の重要性が高まっています。今日は、しっかりと勉強して自主申告をすすめましょう」とあいさつがありました。
講義は、赤羽目事務局長がまず「税務相談停止命令制度」の中身や問題点、どう対応していくかについて解説しました。赤羽目局長は「財務省も今回の私たちのように、納税者同士が集まって一般的な税の知識を学び合うことは制度の対象外だと言っています。ぜひ、こうした学習を班・支部で行い、みんなが正しく知識を付ける活動を伸ばしましょう」と話し、「大切なことは、この制度に委縮することなく堂々と自主申告を貫くことと、制度を形骸化させる運動を広げることです」と説明しました。
続いて、全商連が作成した「自主計算パンフ」で自主記帳の意義について学び、商売を数字で掴むことの重要性を確認し合いました。
白色申告と青色申告の違いについて学習した後、自分で収支内訳書や青色申告決算書を完成させる際のポイントについても学習しました。
質疑応答では、「青色申告の届出はいつまでにすればいいの?」、「青色申告のメリットは大きい。班や支部でこうしたことを学ぶことは本当に大切だね」など様々な質問や感想が出されました。
最後は、石坂部長より「今日学んだことを生かして、自信を持って自主申告をすすめましょう」と呼びかけがあり散会となりました。
民商の自主記帳・自主申告は商売を数字で掴めるだけでなく、税務調査にも堂々と立ち向かえる大きな武器になります。ぜひ、あなたも挑戦してみましょう。