1月18日(水)19時より,江東民商事務所2階にて、要求運動部主催の自主申告学習会を16人の参加で開催しました。
今回は、11月、12月と連続して行ってきた3回目となる学習会で、令和4年度確定申告の変更点や、確定申告書の書き方などをみんなで学習しました。
赤羽目担当事務局が講師を務め、最初に確定申告書の様式が統一されることなど、今回の申告の変更点について説明しました。
その後、例題に沿ってみんなで確定申告書を完成させてみよう、と生命保険料控除や医療費控除、話題の「ふるさと納税」による寄付金控除について、それぞれの控除の説明も含めて自分たちで電卓を使いながら計算していきました。
「なぜか計算が合わない」、「ここは、〇〇円でいいんだよね?」、「医療費控除の明細書はこうやって書くのか」、「私もふるさと納税やってみようかしら」、などみんなで話し合いながら一つ一つ確認していきました。
最終的には税額まで算出し、無事確定申告書を完成させることが出来ました。所得に対して3割にも及ぶ税・保険料負担となることが分かり、参加者からは「基礎控除が低すぎる。(48万円では)生活できるわけがない。所得税率の上限が低すぎる、たくさんお金を稼いだ人には、もっと高い税率を設けるべき」と、税制への怒りの声が聞かれました。
江東民商では、自分で記帳し、確定申告書を完成させる、自主記帳・自主申告運動を行っています。今後も、商売・暮らしを守るために自主記帳・自主申告運動の前進を目指して学習会などを計画していきます。