7/15 の独り言

 皆様お疲れ様です。
 ここ2、3日大変暑い日が続いています。熱中症には十分に気をつけたいですね。
 熱中症予防には、水分だけでなく塩分も必要とのことですので、僕は汗を舐めながら仕事をしています。嘘です。

 さて、暑いのは気温だけなく、国会も盛り上がっていますね。政府与党は「戦争法案」を本日衆院特別委員会で国民の声を無視し、採決しようとしています。そして明日にも数の暴力で衆院を通過させようとしています。
 本当に恐ろしい暴挙だと身震いせずにはいられません。僕の身震いで震度1くらいの地震が起きるんじゃないかと思うくらい、身震いしています。
 この安全保障関連法案の問題は、今後日本が戦争に突き進むのか、憲法9条を持つ国として、平和の道を歩み続けるのかの岐路であると同時に、日本の民主主義・立憲主義を守り抜くうえでも非常に重要な問題です。

 首相は、「十分論議は深まった」などと言っていますが、あらゆる世論調査を見ても、国民の大多数は論議が深まったなどとは思っていないことは明らかです。大体、どの新聞でも今国会での戦争法案の成立には「反対」という意見が過半数を超えていると調査結果が連日報じられています。首相は新聞を読んでいるのかと疑いたくなります。

 連日国会を包囲している、戦争法案反対を切実に願う人達を見ても、何も思わないのでしょうか。見て見ぬふりをしているようにしか思えません。

 国民の信を得て当選した国会議員が、国民の言うことを聞かずに自分たちの思いだけで、法律をどんどん成立させたら、民主主義では無く、独裁政治に他なりません。

 そして、憲法のプロ、憲法で飯を食っている憲法学者の9割が今回の法案を「違憲」と表明しているにも関わらず、その声を無視ししている。これは医者に「あなたは病気です」と言われているにも関わらず、その声を無視するのと同じ暴挙です。病気を無視し続ければ、命を落とすかもしれません。この国も、憲法を無視すれば亡国への道を歩みかねません。そういった意味で、今回の法案は立憲主義に対する冒涜に他ならないと思います。

 僕は、僕の愛する娘が、そして最愛の娘が将来愛した男性が、戦争に巻き込まれる可能性が1%でも上がるこの法案を成立させることは、絶対に反対です。

 僕よりもっと若い青年たちや、子供たちが「殺し・殺される」将来に、どうして賛成など出来ますか。
 政府与党は、「積極的平和主義」などとほざいていますが、本当の積極的平和主義は憲法9条の理念を世界に広げる外交努力をすることに他ならないと思います。
 子供の未来に責任を持つ親として、日本の将来に責任を持つ大人として、戦争の惨禍を味わった日本国民として、今回の戦争法案には本当に多くの人が反対しています。

 僕がこの誰も読まないブログに自分の思いを書いたところで、何も変わらないことは重々承知です。
 しかし、それでも声を上げずにはいられません。この戦争法案を廃案に追い込むために、全力を尽くす決意です!!

 

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